裏うぉっちング!!!

理屈っぽいです

ときど著「世界一のプロゲーマーがやっている 努力2.0」書評

 

世界一のプロゲーマーがやっている 努力2.0

世界一のプロゲーマーがやっている 努力2.0

 

 

 

スト5などで知られるプロゲーマー・ときどがやっている「努力の方法」をまとめた一冊。

 

2013年ごろから全く勝てなくなり壁にぶつかったことで、これまでの戦い方を捨ててゼロから試行錯誤。東大卒のプロゲーマーは、いかに挫折を乗り越えて世界一になったのか――という話です。

とにかくストイック

読んだ感想は、めちゃくちゃストイックだなというひと言に尽きます。
例えば自分の心身の状態をモニタリングするために「睡眠時間」「食事の回数」「ストレス量」など毎朝25項目を10段階で評価して記録している所とか。ウメハラ選手が著書で書いていた「気付いたことは全てスマホでメモをとる」という方法はすぐ実践できますが、ときど選手のやっていることは簡単にマネできないことも多いなと思いました。

 

他にも、家を快適な空間にしないよう置いている家具はベッドだけだったり、豪鬼の気持ちを知るために(?)空手を始めてそこで礼儀や社交性などを身に付けたり・・・。この辺りの映像は「情熱大陸」でも流れていましたね。あと週3回ジムに通ってトレーニングもしているそうです。

 

ときど選手いわく「とても面倒くさがり」らしいので、ジム通いやゲームの練習などの習慣は全てルーティン化しています。確かに人間の意思力は弱いので、もう全てを仕組み化してしまうことで、あとはその仕組みに乗っかって走り続ければいいようにすれば楽ですね。着る服とか、食べるものとか、そういうのもなるべく選択しないようにルーティン化しているそうです。日々の生活は小さな決断の連続なので、余計なことに頭を使いたくないというのはよく分かります。

強キャラを使うか問題

そして、ゲーマー的に気になった所は「キャラ選択問題」です。強キャラを使うのか、好きなキャラを使うのかの選択です。スト5などはアプデでかなり調整が入ったりしますが、自キャラが弱体化してもグッとこらえて耐え続け、基礎力を身に付けた人が本当に強い人になる――という趣旨の話でした。

 

とはいえ、対人ゲームは勝たないと面白くない面もあるので、私自身もつい強キャラを使いがちです。勝つうちにそのキャラに愛着を持つこともありますが、ずーっとそのゲームを続けていると、結局は自分と相性の良いキャラに落ち着くように思います。

 

自身を振り返ってみても、自分が使うキャラは「小回りのきく軽いキャラ」と「オーソドックスな主人公系キャラ」に大別できます。ためキャラや投げキャラは苦手で、これは純粋に操作のしやすさが自分に合っているかどうか、プレイしたときの爽快感や気持ちよさが自分に合っているかどうか、によります。

 

エアガイツならティファ、鉄拳ならブライアンとアリサ、KOFなら京とユリ、ギルティ・ギアならソルとミリア、みたいな。一通りキャラを使ってみて、結局似たようなものに落ち着いてしまう感じです。

 

最近はTEPPENというカードゲームをやっていますが、これもキャラによってプレイ体験が全く変わります。ただ、さっきいったように、勝つうちにそのキャラに愛着がわくというのもありますし、調整が入って自キャラが強キャラになることもあるし、何とも言えない所があります。

 

これまでできなかった技が出せるようになる、できなかったコンボが決まるようになる。これも格ゲーの醍醐味の一つです。使っていて楽しいキャラを使って勝てるようになったらこれは格別だと思います。