裏うぉっちング!!!

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指原がアイドルとして(ほぼ)最強な理由

たかみなの「リーダー論」、指原の「逆転力」を続けて読んだ。

 

リーダー論 (講談社AKB48新書)

リーダー論 (講談社AKB48新書)

 

 

 

逆転力 ~ピンチを待て~ (講談社 MOOK)

逆転力 ~ピンチを待て~ (講談社 MOOK)

 

 

内容は面白いが物理的に薄い紙本で800円。せめて電書化してほしい。

なぜかビジネス書と将棋の棋士本みたいなタイトルだけれど、構成はほぼ同じ。アイドル、まとめ役、タレントと多方面で活躍する売れっ子2人のコミュニケーション術、自己プロデュース術、仕事に対する考え方、モチベの保ち方などがまとめられている。

 

後から出たたかみな本は編集の意向か本人の考えなのか分からないけれどほぼ指原本をベースにしている感じ。筆の立つ指原が後から出版していたら全く違う本が2冊存在していたかも。

 

本の中で自己プロデュースについて語っているくらいなので、本の端々にも自分の見え方を意識した内容や書き方が散りばめられているという印象がある。たかみなは少年ジャンプの主人公みたいな熱くてまっすぐと人に向き合い、自分の信じる道を突き進む的なメッセージを延々と綴っているし、指原はひたすら計算高くてしたたかな自分について語っている。

 

でも、指原本は納得感と意外性が両方あって、結果的に面白いなと思ってしまったのでやはり彼女は文才と自己プロデュース力がずば抜けてるんだと思う。時間帯問わず連日テレビに出ているし、最近は「今夜くらべてみました」の2代目MCにも抜擢されたと聞いた。ワイドナショーでのコメントも、なんか、面白い。視聴者目線というか、同じクラスの身近な女の子が話しているみたいな喋り方とコメントをする。

 

あの感じ、なんなんだろうって思ってたけど、本の中に書いてあった。

 

昔からドルオタで2ちゃんねらーだった、と。

 

ハロオタでネット好きなのもテレビなどのトークで聞いたことはあったけど、小学生のときから結構ガチだったと。

 

いや、それもう最強じゃん。

 

ファンの気持ちが分かって、ネットの流れが分かって秋元康には文才とプロデュース能力を認められて。デジタルネイティブのオタクが本物のアイドルになってしまった。

作る側と見る側の両方の視点があるって、ほぼ最強。

 

中野腐女シスターズとか、電波組とか、オタクを売りにするアイドルはこれまでも今もいろいろいるけど、指原はその先駆けでしかもかなり客観視力が高い。

 

しかも、いつもいじられまくってるから超絶ネガティブだと思い込んでいたけど、ハッピー勘違い野郎とでもいうべきほどのポジティブだってことも語られていてほんとに驚いた。

ももちとかあみみとか、ほかのバラドルとの違いは悪いことを引きずらない切替の速さと、自分の人生が最高でナンバーワンと心から思い込める妄想力と図太さに尽きる気がする。ここまでポジティブですって自分で言い切るアイドルも珍しい。

大分の引きこもり少女からAKBセンターも勝ち取った国民的アイドルって、何気に超正統派なシンデレラストーリーなんだけど、なぜだかそういう美化のされ方はしない。

 

計算高いとかしたたかとかもあるけど、このポジティブさと切替の速さもあるので一般就職したらあっという間に管理職とかになりそうだなって思った。根回し力もすごそう。必要なコミュニケーションにはしっかりとコストをかける判断力もある(と、本からは読み取れる)。

 

ストレングスファインダーという、自分の強み診断が一時期周りで流行ったのだけど、この2人を診断したら恐らくこういう結果が出るんじゃないかなぁと、本を読んだ印象だけで勝手に考えた。

 

●たかみな

責任感

学習欲

慎重さ

信念

公平性

 

●指原

ポジティブ

学習欲

着想

戦略性

分析思考

 

確かめようもないので、これにて終了。(完)