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ゆとりが選ぶ初代プレステ名作ソフト20

今年8月、電撃でこんな記事が掲載されていた。

dengekionline.com

小学校1年生のときにPSが発売され、12月が誕生日だったこともあり、誕生日プレゼントが初代PSだった。幼稚園時代にファミコンスーファミは触れており、その後もゲームボーイニンテンドー64など次々と遊びつくしていったが、やはり子供の時に最も遊んだPSのソフトがひときわ思い出深い。

 

最初に触ったのは、父親が買ってきた「リッジレーサー」。父親はファミコンスーファミでもソフトを買ってくるのだけど、結局家族の中でゲームにのめりこむのが私だけだったので、リッジレーサーもほとんど私がプレイしていた。子供なのでたいしたプレイができず、ドリフトができるようになるのは数年後。ロード画面のギャラクシアンをピコピコ遊ぶのがひそかな楽しみだった。

 

初代プレステ20周年ということで、上の記事にならってゆとりが名作20個選んでみた。20に絞るの難しかった。

風のクロノア
エアガイツ
トロンにコブン
ファイナルファンタジーVII
私立ジャスティス学園熱血青春日記2
・とんでもクライシス!
パラッパラッパー
クロックタワー2
・立体忍者活劇 天誅弐
テイルズオブファンタジア
・エイブ・ア・ゴーゴー
クラッシュ・バンディクー
ロックマン バトル&チェイス
ブレイヴフェンサー 武蔵伝
がんばれゴエモン~宇宙海賊アコギング~
モンスターファーム
バイオハザード2
サルゲッチュ
ランナバウト
遊戯王 モンスターカプセルブリード&バトル

 

友達もみんなゲームが大好きだったので、ほんとにどれもよく遊んだ。漫画やアニメが好きだったから、ドラゴンボールサイコメトラーEIJIなんかのキャラもの系のゲームも原作を追体験できて楽しい。

 

クラウドやティファなどのFFキャラも登場する3D格闘ゲームエアガイツ」は今もミカドなどのゲーセンで稼働しているので、唯一現役で遊んでいるもの。360度縦横無尽に動き回ったり、ステージの障害物を利用したりと斬新なゲームシステムが魅力だけど、その出会いは「ブレイヴフェンサー 武蔵伝」に付属していた体験版だった(両方スクウェアのソフト)。

 

ここに挙げたゲームはどれも数えられないほどの時間を捧げたけれど、ベストオブ名作ソフトを1つ挙げろと言われると、悩みに悩んで武蔵伝を選ぶかもしれない。当時武蔵伝は人気すぎて発売後即完売。家に届くまでの間、一足早くソフトをゲットしていた友達の家にみんなで集まり、その友達がプレイするのを攻略本を見ながらひたすら横で眺めていた。wikiによると、売上本数は約65万本とのこと。

 

武蔵伝

武蔵伝

 

 

ヤクイニック王国という架空の国に宮本武蔵が「英雄召喚」され、国の危機を救っていく――という3DアクションRPGで、コロコロコミックの主人公みたいな見た目と性格の江戸っ子な武蔵がすごく魅力的で、子供心に響いた(後にブギーポップの単行本を見て、武蔵伝のイラストデザインと同じ人だと気付く)。武蔵とともに成長する、冒険譚という感じ。

 

ストーリー、世界観、ゲームバランスも絶妙で、次はどんな物語が…?と、気になって親に怒られたり、ゲームのコンセントを抜かれたりしながらもひたすらプレイしていた。収集・やりこみ要素があるのもポイントで、フィールド上にとらわれたヤクイニック王国(焼き肉のもじり)の国民たちを助けることで、彼らが武器を作ってくれたり、アイテムをくれたりとゲームを攻略するための手助けをしてくれる。彼らは「おかしらレバン」「ハーチノス司祭」など肉の部位をもじった名前で、キャラも1人1人しっかりと作られている。メインストーリーとは別に、国民救助のコンプリートという楽しみもあるのだ。

敵国のル・コアール帝国はアルコールのもじり。声優陣が大塚明夫さん、三石琴乃さん、宮村優子さん、千葉繁さん、山寺宏一さん、茶風林さん、大谷育江さんととにかく豪華な国だけど、登場人物が多いので実は1人で何役もこなしている。ちなみに武蔵は松本梨香さん。ポケモン全盛期でもあったので、サトシにしか聞こえないけど当時の子供は誰もがすんなり入り込めたに違いない。

 

必要な素材を集めて作る伝説の武具、夜にならないと出現しない謎の生物ミンクー、ゲーム内に登場するキャラや敵のフィギュアのゲーム内購入などもついつい時間をかけたくなる中毒性の高いサブ要素。

 

あと、他のゲームをいいとこ取りしているところが結構あって、「星のカービィ」のように、剣を相手に刺すとその敵の能力をコピーできる「ゲット・イン」というシステムがある。場所によっては相手の能力をコピーしないと進めない場所があり、パズル的な要素も。

また、昼と夜、曜日の概念もある。歩き回っても時間は経過するけど、いつでもどこでも寝ることができるのは斬新だった。寝ると体力が回復でき、時間も経過する。ミンクー出現を待つときや特定のダンジョンやイベントに行く場合に便利だけど、敵の前で寝ると当然攻撃されるので注意しないといけない。曜日の概念は、王国の店が特売日や定休日になったり、特定のイベントを発生させるために必要だったりする。こういった様々な要素を巧みに合わせた謎解きゲーの面もあるので、攻略本を見ながらじっくりと進めていった記憶がある。武蔵のライバル小次郎も憎めないヤツで、とにかくどのキャラもエッジが効いていた。

 

上に挙げたアクションゲーム「風のクロノア」「サルゲッチュ」も間違いなく名作で、クロノアは不思議なキャラとのユニークな操作性が独特の世界観を作っていたし、サルを網で捕まえるサルゲッチュも1匹1匹に名前と性格が設定されていて、芸が細かかった。まだネットの攻略サイトがあまり普及していない時代だったので、そういうゲーム内だけでは分からない細かいこだわりを攻略本で確認するのが主流だった。今は攻略本を買うことなんてなくなってしまい、メーカーはファンブックやイラスト集を売っているけど、当時は攻略本が一番のファンブックだった。武蔵伝も、サルゲッチュも、テイルズオブファンタジアのめちゃくちゃ分厚い攻略本も。

 

どのゲームも長く続けていると、BGMが脳内に残る。ゲーム音楽の点ではサルゲッチュもテクノっぽいところがかっこいいのだけれど、武蔵伝の熱い感じはコロコロとボンボンで育った子供によく響く。武蔵伝は2も出てるけど、こちらは前作を超えるほどのものにはならなかった。やはり1が名作すぎた。

 

武蔵伝のサントラが欲しくなった。

 

Brave Fencer 武蔵伝 ― オリジナル・サウンドトラック

Brave Fencer 武蔵伝 ― オリジナル・サウンドトラック